Social Impact Day 2026
Session
Session 6
2026.6.18 Thu 13:00~13:50
日本語・英語
進むTISFD基準の策定 〜ルール形成に関与するチャンス!
新たなグローバル・サステナビリティ開示基準であるTISFD(不平等および社会関連財務開示タスクフォース)は2024年秋より始動し、基準制定に向けた作業が始まっています。2027年末のフレームワーク発効を見据え、2026年5月にベータ版フレームワーク(バージョン1)が発表される予定です。
本セッションでは、フレームワーク構築の最新状況に加え、イニシアチブ全体および日本企業にとって特に重要なポイントについて説明します。このセッション参加を機に、ベータ版フレームワークに対するコメントが多く発せられることが期待されます。
*SIMIはTISFDアライアンスのメンバーであり、代表理事の今田はTISFDアジア太平洋地域別協議会のメンバーの一員になっています。
-
Speaker
Bernadette Victorio 氏
APAC Engagement Lead, TISFD
Bernadette Victorio氏は、アジア太平洋地域において多国間プログラムやパートナーシップを主導してきた15年以上の経験を持つ、国際開発およびサステナブル・ファイナンスの専門家です。アジア開発銀行研究所(ADBI)、ドイツ国際協力公社(GIZ)、金融包摂アライアンス(AFI)などの機関で、サステナブル・ファイナンスおよびインクルーシブ・ファイナンス、ビジネスと人権、企業の説明責任といった分野に注力してきました。ジェンダー平等と社会正義の強力な提唱者として、Bernadetteは、公平な金融システムの構築において女性の声とリーダーシップを拡大することに尽力しています。彼女はTISFDのアジア太平洋地域エンゲージメント・リードを務めると同時に、オックスファムの「フェア・ファイナンス・アジア・プログラム」の責任者も兼任しています。同プログラムは、10カ国と90以上の市民社会パートナーを網羅する地域イニシアチブであり、サステナブル・ファイナンスと責任あるクロスボーダー投資を推進しています。
-
Speaker
木村武 氏Takeshi Kimura
日本生命保険 常務執行役員、PRI(国連責任投資原則)理事、TISFD 運営委員会メンバー
1989年に日本銀行入行。米国連邦準備制度理事会(FRB)出向を経て、企画局政策調査課長、金融機構局審議役、決済機構局長を歴任。この間、FSB/AGV(金融安定理事会、脆弱性分析グループ)やBIS/CPMI(国際決済銀行、決済・市場インフラ委員会)のメンバーとして活動。2020年に日本生命保険に入社。2021年からPRI理事に就任。2025年からTISFD運営委員会メンバーとして活動。工学博士。経済学修士。
-
Moderator
Zhen Lee 氏
SIMIフェロー、AVPNインパクト投資・ブレンドドファイナンスチームマネージャー
Zhen Lee氏は現在、アジア全域でインパクト創出のための資本動員に取り組むシンガポール本拠のネットワーク組織AVPNにおいて、インパクト投資・ブレンドドファイナンスチームのマネージャーを務めている。 AVPN加入前は、ジュネーブの国連社会開発研究所(UNRISD)に勤務。持続可能性報告およびインパクト管理フレームワークのための不平等・社会関連指標に関する研究、ならびに政策立案者向け代替経済モデルの研究に貢献した。キャリア初期にはマレーシアのKPMGでガバナンス・サステナビリティコンサルティングに従事、世界持続可能開発企業協議会(WBCSD)の在籍等の経歴をもつ。