Social Impact Day 2026

Session

Session 13

2026.6.19 Fri 11:30~12:20

日本語

企業の社会的価値志向経営モデル

ESG経営やインパクト経営への関心が高まる一方で、社会的価値を企業価値へと転換し、本業の事業的価値を実現する実践的な経営モデルは、いまだ確立途上にあります。

本セッションでは、SIMIが米日財団による助成を受けて実施している「企業のESG経営に関する枠組み開発と日米比較事例の共同研究」を題材に、日米企業のケーススタディや有識者ヒアリングから見えてきた、社会性と事業性を両立するための条件や経営上の論点を共有します。

参加者とともに、社会的価値を理念や開示にとどめず、戦略・ガバナンス・事業開発・組織運営にどのように組み込めるかを議論し、共助資本主義を企業経営の実践へと接続するための次の一歩を探る場とします。

  • Speaker

    内山大志 氏Hiroshi Uchiyama

    特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン フェロー、フィノーカル株式会社 代表取締役

    慶應義塾大学環境情報学部在学時より、社会的事業に関心を持ちフェアトレード事業に関わる。在学中に一般社団法人の創業を行う一方で、岐阜県垂井町とインドネシア農村にてフィールドワークを経験。大学卒業後、地域を拠点とした金融事業者でビジネス拠点作りや投資組合の運営を担ったほか、第二種金融商品取引企業にてインパクト投資コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の運営や、介護領域の一部上場企業(当時)と相乗効果のあるベンチャー企業への事業提携を見据えた出資に従事。2020年11月に「フィノーカル株式会社」を設立、岐阜県垂井町を中心としたまちづくり事業を主たる事業とする。 大学院大学至善館MBA(2025年)を修了。一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム代表理事を務める。

  • Moderator

    伊藤健Ken Ito

    一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ 業務執行理事、特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン 代表理事、同志社大学大学院 総合政策科学研究科客員教授

    大学卒業後、日系メーカー勤務を経て、米国Thunderbird Global School of Management にて経営学修士課程を修了後、GE Internationalに入社。シックス・シグマ手法を使った業務改善や、コーポレート・ファイナンス部門で企業買収後の事業統合等を行う。2008年GE社を退職、NPO法人ISL社会イノベーションセンターを経て、2010年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任助教。2023年-2024年 特任准教授。 主に社会的インパクト評価を中心に研究し、2014年-2015年には、G8社会的インパクト投資タスクフォース日本諮問委員会の事務局、2015年経済産業省「ヘルスケア分野におけるソーシャル・インパクト・ボンドに関する検討会」委員長、内閣府「共助社会づくり懇談会 社会的インパクト評価検討WG」委員会主査を務めるなど、日本の社会的インパクト評価、ソーシャルインパクトボンド、社会的投資の普及促進に尽力している。