Social Impact Day 2026
Session
Session 9
2026.6.18 Thu 15:00~15:50
日本語
インパクトフィランソロピー:社会変革を生み出すために
社会課題が複雑化する中で、単一の解決策や短期的な成果だけでは、持続的な変化を生み出すことが難しくなっています。こうした課題には、不確実性を受け入れながら試行錯誤を重ね、さまざまな主体と連携して取り組むことが求められます。フィランソロピーは、こうした取り組みを支える資金として、高い自由度や長期的な支援に加え、不確実性の高い領域にもリスクを取って資金を投じられることや、他の資金や主体を呼び込む触媒機能などの特性を有しています。
本セッションでは、これらの特性を活かした「インパクトフィランソロピー」の考え方を提示しつつ、実践事例をもとに資金提供の設計や関係性のあり方を考えます。
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Speaker
岡部晴人 氏Haruto Okabe
米日財団 在日代表
1998年生まれ。東京大学教養学部卒業後、経営コンサルティングファームであるベイン・アンド・カンパニーの東京・ドバイオフィスにて、政府機関、民間企業、NPOを対象に経営課題に関するアドバイザリーに従事。同社のソーシャルインパクト活動にも精力的に関わり、プロボノコンサルティングや知見発信を行った。その後ハーバード大学公共政策大学院(米国)に留学し、フィランソロピー・NPO経営等を研究。修士論文は「フィランソロピーの再活性化:日本における構造的課題と今後の展望」。2025年より現職。米日財団では、日本におけるNPO・フィランソロピーのエコシステム強化を目指し、パートナー団体との協働・助成を通じた長期的なソーシャルインパクトの拡大に取り組む。NPO法人SVP東京パートナー。認定NPO法人CLACK 理事。京都大学成長戦略本部連携研究員。
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Moderator
松島拓Takumi Matsushima
一般財団法人 社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ事務局スタッフ、Japan Impact Institute マネージング・ディレクター(認定特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会)
Japan Impact Institute(JII)では、インパクト・マネジメントの推進をはじめ、グローバルパートナーとの連携事業を担当。以前は非営利組織向けのファンドレイジング支援組織を経て、国際協力NGO駐在員として約5年間ミャンマーおよびカンボジアで地域開発や障がい児教育に携わる。日本評価学会認定評価士・認定ファンドレイザー。社会的インパクト・イニシアチブ(SIMI)事務局スタッフ。